ロッテ佐々木朗希「3年目の進化」の秘密 2月上旬で157キロ、制球力も格段の安定感

公開日: 更新日:

「昨年の終わりぐらいから手が付けられなくなってきたけど、ひと冬越えて……正直、スケールが違う。これだけのボールをもっているのに、安定感が増している」

 7日、ロッテの石垣島キャンプを訪れた侍ジャパン栗山英樹監督がこう言って仰天した。3年目を迎えた右腕・佐々木朗希(20)に関してだ。

 ブルペンで打者を立たせて30球。変化球も交えた投球練習では、ストレートが157キロをマークした。2月上旬のこの時期、これだけの球速が出るのだから、本格的に肩が温まる開幕後はいったい、どれくらいの球速が出るようになるのか。おまけに「安定感」まで増したとあっては、栗山監督ならずとも末恐ろしくなる。

「佐々木はオフの間にかなりパワーアップしています」と、ロッテOBがこう続ける。

「これまで、あまり熱心にやらなかったウエートトレーニングに力を入れるようになったと聞きました。昨季、11試合に先発したことで、改めて体力をつける、特に下半身を鍛える必要性を痛感したのでしょう。オフの間は都内のジムに通い、入念に筋トレをやったといいますからね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった