女子カーリングは銀以上が確定! スキップ藤沢“必殺ダブルテークアウト”で完全復調

公開日: 更新日:

 LSとスイスでは、チームの司令塔であるスキップの差も歴然だ。藤沢は1次リーグ3戦目(12日)のデンマーク戦、5-7で迎えた第10エンドで一気に3点を返すスーパーショットを決めるなど、大会序盤はショットが冴え渡った。カーリングが盛んな国々のメディアからは「世界屈指のスキッパー」と持ち上げられたこともあったが、中盤以降は不発。コンシード負けを喫した7戦目(15日)の英国戦でショット成功率が68%にとどまるなど、不調が目立った。スイスの司令塔シルバナ・ティリンツォーニが終盤の3試合でいずれも80%以上を記録し、尻上がりに調子を上げたのとは対照的だった。

「藤沢は今大会で4強入りしたスイス、スウェーデン(2位)、英国(3位)と格上の相手に自分の役割を果たせなかった。この3チームとの対戦では、いずれも藤沢のショットの精度の低さが敗因だった。スキップのデキが上位国との差につながった」(カーリング関係者)

 しかし、1次リーグ終盤は絶不調だった藤沢が、この日は復調。1-2で迎えた第5エンドの2投目に相手のストーン2個をはじき出すダブルテークアウトで大量4点をゲット。逆転のピンチを背負った第9エンドも敵のストーン2個をハウスから出すダブルテークアウトを2連続で決め、1失点に食い止めた。最終第10エンドのラストショットも落ち着いて残し、ダメを押した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景