エンゼルス大谷は開幕戦黒星もメジャー5年目の進化は「緩急」にあり 岡島秀樹氏が解説

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 渡米後初の大役も結果を残せなかった。

 エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間8日、アストロズとの開幕戦に「1番・DH」で先発投手を務めたが、投げては4回3分の2を4安打1失点、9奪三振、1四球。予定していた80球に達したため、5回を持たずに降板し、開幕黒星を喫した。打者では先発左腕バルデスら相手投手を打ちあぐね、4打数無安打1三振。今季導入された投手降板後もDHとして出場を続けられる「大谷ルール」を初めて活用してフル出場しながら、バットから快音は聞かれなかった。

「打つべき時に最後(八回の好機で)1本出ていれば、また違った展開になっていた。投球に関しては球数がかさんでしまった点が至らなかったと思う」とは試合後の本人の弁。9勝(2敗)をマークした昨季との違いを聞かれると「(去年の)序盤はコマンド(制球)がばらついて四球も多かったりとかしていたので、それに比べたら、まだマシかなという感じ」と話した。本人は多少、アップデートしたに過ぎないというのだが、開幕マウンドでは昨季よりも進化した部分が垣間見えた。

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