エンゼルス大谷は開幕戦黒星もメジャー5年目の進化は「緩急」にあり 岡島秀樹氏が解説

公開日: 更新日:

 渡米後初の大役も結果を残せなかった。

 エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間8日、アストロズとの開幕戦に「1番・DH」で先発投手を務めたが、投げては4回3分の2を4安打1失点、9奪三振、1四球。予定していた80球に達したため、5回を持たずに降板し、開幕黒星を喫した。打者では先発左腕バルデスら相手投手を打ちあぐね、4打数無安打1三振。今季導入された投手降板後もDHとして出場を続けられる「大谷ルール」を初めて活用してフル出場しながら、バットから快音は聞かれなかった。

「打つべき時に最後(八回の好機で)1本出ていれば、また違った展開になっていた。投球に関しては球数がかさんでしまった点が至らなかったと思う」とは試合後の本人の弁。9勝(2敗)をマークした昨季との違いを聞かれると「(去年の)序盤はコマンド(制球)がばらついて四球も多かったりとかしていたので、それに比べたら、まだマシかなという感じ」と話した。本人は多少、アップデートしたに過ぎないというのだが、開幕マウンドでは昨季よりも進化した部分が垣間見えた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状