今季6勝目!ロッテ佐々木朗希「オタク気質」は“メジャーで活躍”にもプラスに作用?

公開日: 更新日:

ダルも田中も大谷も…

「一人でコツコツ練習をやるタイプ。高校時代も全体練習から外れて、一人でウエートルームにこもることも多かった。20年の入寮時に持ち込んだのは、筋肉の仕組みや働きがまとめられた事典。最近、同僚選手のマーティンのモノマネがうまいと評判になりましたが、理想の投球フォームを追求するため、田中将大大谷翔平のフォームを動画で熱心にチェックし、投げ方をマネていた」

「プライベートでも口数は少ない方で、普段から自分とあまり関わりのない人と必要以上に接点を持つことを好まないような感じでした。学校のクラスメートとの連絡網に入るのも躊躇していたくらい。バス移動中は携帯でネットサーフィンをやって、こまめにニュースをチェックしたり、ゲームをやったり。好きな音楽もプロ野球選手が好むロックやラップなどの類いではなく、高校時代から生粋のあいみょんファン。体育会系気質はみじんも感じられなかった」

「オタク気質」といえば、パドレスのダルビッシュも当てはまるのではないか。変化球や投球フォームなどの技術面へのこだわりはもちろん、鍛え抜かれた肉体を維持するため、から揚げの衣を取って食べたり、ゆで卵は白身だけを食べたりした。日本ハム時代から栄養学やサプリメントの知識は専門家レベルともっぱらで自身がアドバイザーを務めるサプリメントもある。

 メジャーで活躍するような選手は得てしてオタクっぽいところがある。エンゼルスの大谷翔平は根っからの練習オタクだし、元ヤンキースの田中将大(現楽天)も、「ももクロ」の大ファンで、ゲーム好きでも知られている。

 佐々木朗は将来的にメジャー挑戦する意向がある。性格的にも追い風になりそうだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった