今季6勝目!ロッテ佐々木朗希「オタク気質」は“メジャーで活躍”にもプラスに作用?

公開日: 更新日:

 国語辞典で「オタク」という言葉を調べると、「ある事に過度に熱中し、詳しい知識をもっていること。また、そのような人」と書かれている。

 その意味では、22日の西武戦、7回無失点で今季6勝目(1敗)を挙げたロッテ佐々木朗希(20)も、「オタク」のカテゴリーに入るかもしれない。

■夕食時に自身の投球ビデオに熱中

 登板後は自分の投球ビデオを見て、自分自身のフォームチェックや今後の課題について研究するのが常だという。

 これは大船渡高時代からのルーティンだったようだ。佐々木朗の高校3年時、母の陽子さんからこんな話を聞いた。夏の県大会開催中、登板した日の夕食時にはテレビの試合中継録画を逐一、チェック。自身の投球はもちろん、相手校の対策にも余念がなかったという。

 自身の大きな武器であるフォークについても、細かく研究していることがうかがえる。

 佐々木朗は多くのメディアでフォークについて語っている。プロ入り直後は高校時代よりもフォークの落ち幅が小さくなったそうだが、より深く握るだけでなく、今年からは縫い目が指にかかるよう握るようにしたことで、キレや落差が増したらしい。リリースのポイントを調整してスライダー気味に落としたり、シュート気味に落としたりすることもある。

 実際、高校時代から佐々木朗を知る人物の話を総合すると、いわゆる「オタク気質」な一面が垣間見える。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 2

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  3. 3

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  1. 6

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  2. 7

    巨人・阿部監督に心境の変化「岡本和真とまた来季」…主砲のメジャー挑戦可否がチーム内外で注目集める

  3. 8

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  4. 9

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」

  5. 10

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」