高安がコロナ感染の“不運”、田子ノ浦部屋は全員休場…小所帯には悩ましい「部屋間格差」

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 多くの力士が待ち望んでいたはずの出稽古だが、コロナ感染のリスクを恐れてか、様子見の力士が多かった。そこにきて一番出稽古に熱心だった高安が……となれば、感染との因果関係は不明でも躊躇する力士は出てくるだろう。

 そうなると“部屋間格差”の問題は先送りだ。横綱照ノ富士が所属する伊勢ケ浜部屋など、関取が複数いる部屋ならば出稽古に行かずとも十分、稽古ができる。そうでない関取が高安ひとりだけの田子ノ浦部屋のような小所帯は日々の稽古にすら四苦八苦しているのが現状だ。

 角界にとって、悩ましい日々はまだまだ続く……。

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