W杯で指揮執れる“ポスト森保”候補は1人だけ…サッカー日本代表「有事の際」の対応策は?

公開日: 更新日:

 19日に開幕する東アジアE-1選手権(19日香港戦=鹿嶋市、24日中国戦=豊田市、27日韓国戦=同)。日本代表を率いる森保一監督(53)の周辺で「有事の際の対応策は?」と言われるようになった。

「万が一、シリアスな病気に罹患したり、愛車のレクサスを運転中に交通事故に遭ったり……。『一寸先は闇』とはよく言ったもの。想定外のアクシデントに見舞われる可能性もゼロではない。日頃から最悪の事態を想定しておく必要がある」(サッカー関係者) 

 日本人監督でW杯本大会経験者は岡田武史JFA副会長(65)と西野朗ロシアW杯監督(67)の2人だけ。岡田氏は「二度と代表監督には就かない」と監督資格のS級ライセンスを返上済み。西野氏は2021年7月のタイ代表監督解任後は表舞台から姿を消した。

コーチの内部昇格の可能性は?

「五輪代表監督として08年北京五輪に出場した反町康治JFA技術委員長(58)が、唯一の<ポスト森保>です」と前出の関係者が、こう続ける。

「Jの新潟、湘南、松本で采配を振り、オシム代表監督時代には代表コーチを務めた。20年3月から技術委員長として日本代表、五輪代表を身近から見続け、国内外のどの大会でも常に代表チームに同行。たとえばW杯開幕日の直前、何らかのアクシデントで森保監督が辞任することになってもすぐに指揮を執れるのも大きなメリット」

 森保監督とは広島(当時マツダ)選手時代から通算35年の付き合いのある横内昭展・日本代表コーチ(54)の内部昇格の可能性は「海外での五輪などの国際大会で采配経験がないので99%ない」とは前出の関係者である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも