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阿波野秀幸元プロ野球選手

1964年7月28日、神奈川県生まれ。桜丘高、亜大を経て、86年のドラフト1位で巨人、大洋(現DeNA)を含めた3球団競合の末、近鉄に入団。87年、新人王、89年は19勝(8敗)、183奪三振で最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得。その後、巨人、横浜でプレー、通算75勝68敗5セーブ。引退後は巨人、横浜、住友金属鹿島、中日などでコーチを務めた。

あと1年できると手応えも 36歳で受けた「戦力外通告」が二転三転した裏側

公開日: 更新日:
翌2001年に向けて手応えを感じていた(筆者)/(C)共同通信社

 2000年のシーズン後半、秋口に一軍に上がると調子がいい。

 9月1日にリリーフで2回と3分の1を無失点に抑えてこの年、初勝利。10日の広島戦もリリーフで2勝目を挙げた。若手を教えることによって、自分の投球フォームをもう一度、見つめ直したのが原因だろう。

 当時36… 

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