日本女子のエースは早田ひな 世界卓球2試合温存はやはり「中国対策」だった

公開日: 更新日:

 日本のエースは東京五輪でメダル3個を獲得した伊藤だったが、五輪後、スランプに。先月20日には世界ランキングで早田に抜かれた。中国メディアは「ヒナ・ハヤタは中国最強のライバル」と警戒を強め、主役はすっかり伊藤から早田になり替わった印象だ。

 伊藤と早田はライバル。早田は東京五輪の代表争いで競り負け、リザーブに回る屈辱を味わったが、パリではシングルス代表の本命といわれている。

「東京五輪後に一度燃え尽きた伊藤と比べ、早田はここ1、2年の成績が安定している。ダブルスでの伊藤との相性も良く、団体戦では欠かせない存在。日本独自の選考基準に不可欠なTリーグにも参加しながら世界ランクもキープしている。このままいけば、間違いなく代表に選ばれる」(卓球関係者)

 日本卓球の椅子取りゲームは熾烈だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」