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佐高信評論家

1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

人生を野球にたとえれば、村田兆治はカーブを投げられなかったのかもしれない

公開日: 更新日:

 カムバックとか、40歳代2ケタ勝利とかは脇目をふらない村田にこそふさわしい。

 村田で落とせないのは2008年から始めた全国離島交流中学生野球大会、通称・離島甲子園の開催である。

 一見華やかに見えるプロ野球の光と影を見てきた村田だから思いついた企画だろう。

 その一途さは、しかし、めぐまれた家庭をもたらさなかった。

 9月23日の羽田空港での事件も、グチをこぼせる相手がいたら、起こらなかったかもしれない。ようやく訪れた永遠の休暇に安眠を願うばかりである。(文中敬称略)

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