著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

日本代表の次期主将候補・遠藤航は「化け物にならなきゃいけない」と語った

公開日: 更新日:

 日本代表は6日夜便で帰国。ベースキャンプ地で6日昼前に取材対応を行った。

「クロアチアはモドリッチとコバチッチをあそこ(延長突入後)で代えられる。それだけ選手がいるということ。日本も今までにないくらい選手層が厚かったし、海外でやってる選手が多いけど、個人のベースをもっと上げないといけない」

 しみじみとこう語った遠藤は、敗戦後に同じボランチの田中が「ここには化け物しかいない。今度は自分が化け物になって戻ってきたい」とコメントしたことに「個人的には(田中)碧が言うように化け物にならなきゃいけない。それは間違いない」と同調した。

 1993年2月生まれの遠藤は4年後のW杯を33歳で迎える。現在34歳の吉田と、ほぼ同じ年齢ということになる。

 その時、今のデュエル王的なタフなスタイルを継続するのは難易度が高く、新たな環境に赴いている可能性もある。未知数部分は少なくないが、生粋のリーダー気質を持った男には覚悟してやってもらうしかない。


「今回もロシア(W杯)のメンバーは5~6人しかいない。自分を含めて誰も4年後が保証されてるわけじゃない。でも僕はピッチに立っていたいと思っています。主将に関しても、自分でやりたいと思ってやるもんじゃない。監督や選手に信頼されて、後からついてくるものなんです。ただ自分はずっとチームの中心じゃないといけないと思ってきたし、周りを引っ張らないとダメだとも考えてきた。そのスタンスはこれからも変えずにやっていきたいですね」と新たな代表の牽引役として戦い抜く覚悟だ。

 湘南時代の恩師である京都の曺貴裁監督も「『先輩の顔色を見ないとできないよ』っていう人間じゃない航なら大丈夫」と太鼓判を押す。

 4年後に持ち越された日本の8強入りは、遠藤の双肩に託されると言っても過言ではない。

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