37歳モドリッチが象徴するクロアチア「不屈」の国民性 粘り強さが同国サッカーの伝統に

公開日: 更新日:

 37歳のMFモドリッチ(Rマドリード)が象徴的だ。ピッチを縦横無尽に走り回り、前線でボールを奪ってカウンターのスイッチを入れたかと思えば、ピンチの場面に決まって顔を出してはパスカット。ピッチ上に複数のモドリッチが存在するかの働きに、ネット上で<何人モドリッチ>がトレンド入りした。

 ダリッチ監督はブラジル戦後、「これがクロアチアだ! 誇り、勇気、信念、愛国心……クロアチア人は常に成功する!」と興奮冷めやらずに絶叫した。1991年に独立したクロアチアは、民族紛争による長い戦禍を経験している。「不屈の精神」は筋金入りである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 2

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 5

    維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略

  1. 6

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 8

    「これが寝るってことだ」と感激…女優の岡崎友紀さん変形性股関節症との苦闘

  4. 9

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  5. 10

    公然わいせつ容疑で逮捕→釈放も“連帯責任”…Aぇ! group草間リチャード敬太の芸能界復帰はイバラの道