株式会社AIRECサービス社長 南竜次(2)「人材は宝」の言葉を胸に部下4人と独立&起業

公開日: 更新日:

株式会社AIRECサービス社長 南竜次(50歳・日本ハム→米独立リーグ)

 アルバイトとして勤めていた会社の名古屋支店設立に伴い、大阪から転勤。正社員として立ち上げメンバーになった南氏は名古屋支店課長の肩書を手に入れ、結婚もした。

「名古屋支店は大成功しました。おそらく、東海地方で灯油の巡回販売は初の試みでしたから。翌年には岡崎支店、小牧支店とどんどん規模を拡大し、正社員4年目には4店舗を統括するエリア長に昇進しました」

■6年勤めてもバイト時代に届かない月収、劣悪な労働環境…

 出世に伴い、仕事量や責任も増した。しかし、給料面に物足りなさを感じる自分もいた。アルバイト時代は月収70万円を超える月もあったが、正社員1年目は月収35万円。2、3年目の名古屋支店長時代は40万円、エリア長に昇進しても、月収60万円ほどだった。

 南氏は当時の待遇について、「まったく従業員を大切にしない会社だった」と渋い顔をしながらこう話す。

「社長が酷かった。たとえば、売り上げ目標を達成したらボーナスを出す、なんて話が土壇場で『やっぱり無理』と反故にされたこともあった。しかも、労働時間がめちゃくちゃで、休日はほとんどなかった。これはアカン、未来がないぞと。怒りや、やるせなさでいっぱいでした。そんな時期に思わぬ話が飛び込んできたんです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状