今オフFAのダル&大谷はメジャーで“勝負の年”なのに…2人ともWBCに前のめりのナゼ

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 メジャーリーガーながら、3月のWBC出場に積極的なのがダルビッシュ有(36=パドレス)と大谷翔平(28=エンゼルス)だ。

 メジャーはレギュラーシーズンが162試合の長丁場。年間通じてプレーするだけでもしんどいだけに、開幕直前のWBC出場には二の足を踏む選手が多い。中でも投手は肩肘の酷使を嫌ってドタキャンするケースも多々ある。

 ましてダルと大谷は今年いっぱいで契約が切れる。オフはFAになるだけに、今季は勝負のシーズンでもある。

 そんな状況下にいる2人が、WBCに前のめりになっている。中でも大谷は侍ジャパンの栗山監督とともに会見に同席、「優勝だけを目指し勝つことだけ考える」と力強く宣言した。

 ダルにしても日本ハムの後輩で、WBCのメンバーに内定している伊藤大海(25)に対して自分から自主トレを一緒にやろうと呼びかけたほどだ。

 2人がここまで国・地域別対抗戦のWBCに意欲を燃やすのは“本籍”を置く球団がこれまで、一度も頂点に立ったことがないからではないか。

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