今オフFAのダル&大谷はメジャーで“勝負の年”なのに…2人ともWBCに前のめりのナゼ

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 ダルは2012年からメジャーでプレー。トミー・ジョン手術で全休した15年を除き、計10年間でレンジャーズ、ドジャース、カブス、パドレスと計4球団に在籍しながらワールドシリーズを制した経験がない。17年のシーズン途中に移籍したドジャースでワールドシリーズに進出したのが最高だ。

 大谷にいたっては過去5年間で、チームはワールドシリーズどころかプレーオフにすら出ていない。好投しても本塁打を放っても、早々とプレーオフ争いから脱落するチームに業を煮やし、「ヒリヒリするような9月を過ごしたい」と発言したくらい。

 ダルは09年の第2回大会で胴上げ投手になったものの、大谷は日本ハム時代を含めてWBCに出場した経験がない。花巻東高時代、藤浪(現アスレチックス)らと出場したU18は6位。つまりメジャーでも国際試合でも頂点を極めた経験がないのだ。

 今回のWBCは出場各チームとも豪華メンバーをそろえているが、侍ジャパンのメンバーも強力。頂点に立つチャンスもあるだけに、勝ちに飢えたダルや大谷が目の色を変えるわけだ。

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