秋山翔吾は強化試合で右足小指骨折も…小久保監督からオランダ戦スタメンを告げられた

公開日: 更新日:

 ところが、小久保監督はこう即答したという。

「『無理じゃないなら残す。そう決めた以上、ケガ人という見方はしないからな』と。僕は『監督がそう言ってくださるのなら頑張ります』と答えました。意気に感じた一方で、正直なところ、レギュラーじゃないから何とかなる、という思いもありました。それが……」

 2次ラウンド初戦の相手は強豪のオランダ。米国ラウンドの準決勝に進むためには、最も重要な一戦になりそうだった。

 指揮官からは続けざまに、こう告げられた。

「明日の先発が、ソフトバンクのバンデンハークになったら、パ・リーグの投手だから戦ったことがある選手がほとんどいない。足を使える選手を使いたいから、スタメンで頼む」

 一瞬、「えっ?」とたじろいだ。17年大会のレギュラーは坂本勇人巨人)、筒香嘉智DeNA)らセ・リーグの打者が多かった。バンデンハークとは同じパに在籍していたから対戦の経験はあり、15年は.333、1本塁打をマークした。得意としている感覚はあったが、それにしても骨折の話をしたばかりなのに「足を使いたい」とは……。これは後で知ったことだが、前日にスタメンを告げられたのは自分だけだった。「時間を与えるからケガのケアをしろ。腹をくくれ」というメッセージだと受け止めた。

「指が離れていると痛い」ため、隣の薬指と一緒にテーピングでガチガチに固定し、痛み止めを服用。「8番・中堅」でスタメン出場すると、0-0の二回1死一、三塁の先制の好機で「手足が震えた」と振り返る打席が回ってきた。 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る