朝から晩まで続くWBC狂騒の薄気味悪さ…異様な同調圧力、コメンテーター“ヨイショ”一辺倒

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「日本代表の奮闘には敬意を表しますが、大会期間中とその後の報道には辟易しました。特にテレビのワイドショーは、この国のニュースはWBCしかないという様相。そういうメディアに毒され、WBCに批判的な見方を示したり、興味がないと言おうものなら、非国民扱いでしょ。現にSNSでは、そう発信した人たちが袋叩きにあい、炎上している。まさに同調圧力。異常としか言いようがありません」

 こう言うのは、スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏だ。

■大会終わって10日以上経っても変わらず

 WBCで日本代表が世界一になってからというもの、メディアの話題はそれ一色。大会が終わって10日以上が経った今もそれは変わらない。

 2日午前のTBS系の情報バラエティー番組でもWBCと大谷翔平の特集を延々と放送し、司会を務める爆笑問題太田光が「この番組は来週から『プロ野球ニュース』にタイトルを変えた方がいい。野球のことしかやっていないんだから」と自虐的に言うほどだった。

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