西武ドラ6新人・児玉亮涼が活躍も…首脳陣が何よりも恐れる「所沢遊撃隊」再結成

公開日: 更新日:

 このままルーキーが定着してくれれば言うことはないのだが……。

 WBC中の負傷により、遊撃のレギュラー、源田壮亮(30)を欠いて開幕した西武。開幕2試合は高卒3年目の山村崇嘉(20)が遊撃を守ったが、7打数無安打4三振と期待に応えられず。3試合目からはドラ6ルーキーの児玉亮涼(24=大阪ガス)と交代し、こちらは5試合で打率.214。4日の楽天戦でプロ初安打初打点をマークし、6日には4打数2安打とマルチヒットを放った。

 WBCで右手小指を骨折した源田は、4月いっぱいは治療に専念。復帰は5月になるという。それまで児玉が定着してくれればまだしも、そうでなければ再び「所沢遊撃隊」が結成されることになりかねない。

 西武は中島(現巨人)が2012年オフに米国移籍すると、若手やベテラン、二軍選手などがポジションを争い、熾烈なアピール合戦が行われたーーと言えば聞こえはいいものの、実際は誰も遊撃に定着できなかっただけの話。「所沢遊撃隊」とは、そんな候補者たちがネットなどで皮肉られたものだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 3

    砂川リチャード抱える巨人のジレンマ…“どうしても”の出血トレードが首絞める

  4. 4

    日テレ退職の豊田順子アナが定年&再雇用をスルーした事情…ベテラン局アナ「セカンドキャリア」の明と暗

  5. 5

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  1. 6

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    阿部巨人“貧打の元凶”坂本勇人の起用に執着しているウラ事情…11日は見せ場なしの4タコ、打率.153

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  5. 10

    フジ・メディアHD株主総会間近…328億円赤字でも「まだマシ」と思える系列ローカル局の“干上がり”ぶり