大谷が花巻東の先輩・雄星を攻略、今季本拠地初弾&マルチも…「なおエ」でブ軍に負け越し

公開日: 更新日:

 花巻東高(岩手)ОB同士による対決は後輩に軍配が上がった。

 大谷翔平(28)が日本時間10日のブルージェイズ戦に「3番・DH」で出場。相手先発左腕で高校の先輩である菊池雄星(31)から一発を放つなど、5打数2安打2打点3得点。

 2人による過去の直接対決は打者大谷の17打数4安打の打率.235、2本塁打、2打点、6三振。大谷は今季のオープン戦7試合で防御率0.87、31奪三振(いずれもメジャートップ)と好調だった菊池を攻略した。

 3点リードの三回1死一塁でカウント2-1からの4球目、甘く入ったスライダーを捉えて中越えに3号2ラン。打球速度175キロ、飛距離121メートルの一発は地元アナハイム3試合目にして今季、本拠地初本塁打となった。

 五回には先頭で打席に立ち、カウント3-2からの高めのスライダーを中前に運んでマルチ安打を記録した。

 二刀流による一発にファンもベンチも大喜び。ベンチに戻ると今季、本塁打を放った選手がかぶるかぶとを初めて着用してナインと笑顔でハイタッチ。同僚選手による祝福はしばらく続き、大谷から笑みが絶えることはなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも