オリ山下舜平大が無傷の5連勝 キャッチボール相手が恐怖を感じた“砲弾ストレート”の衝撃

公開日: 更新日:

 オリックスOBから聞いた話だ。

 球団関係者があるとき、山下舜平大(20)とキャッチボールをしたという。距離は20メートルほど。山下の力の入れ具合は5、6割だったそうだ。

 この関係者は元プロ野球の野手。さまざまな相手と山ほどキャッチボールの経験があるが、

「キャッチボールで怖い思いをしたのは初めてです」

 と、こう続けたという。

「速球派の多くはキャッチボールをしても、きれいな回転の球がグラブにスパーンと収まる感じ。なのに山下の球はスピンの利いた球が、ズドーンとくる。たまたまキャッチャーミットで受けたんですけど、まるで砲弾のようにズドーンとくる重い球でした。あれじゃ、バットに当たったとしても、打者は苦労すると思いましたね。全力で投げているわけではないのに、受け損ねて体に当たったら大変なことになると、途中からホントに怖くなりましたから」

 190センチ、98キロ。長身の巨漢が角度のある「砲弾」のようなストレートを投げるうえ、山下にはタテに大きく割れるカーブがある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々