エ軍内野手2人獲得は“ザルで水をすくう”打線強化…投手陣脆弱なまま、大谷さらなる負担増

公開日: 更新日:

 ムスタカスは17年に38本塁打、エスコバーは19年に35本塁打をマークしている。ケガ人続出の内野に彼らを入れることによって打ち勝つ野球を目指したいのかもしれないが、野球は投手力と言われる。彼らの加入で得点力はいま以上にアップしたとしても、投手陣が脆弱なままでは点を取るそばから吐き出すことにならないか。前出の特派員がこう言う。

■守備はヘタ

「ムスタカスもエスコバーも守備はヘタ。投手陣にはこれまで以上に負担がかかるでしょう。それに、いまの投手陣のまま、打ち勝って上を目指そうと思ったら、すでに峠を越えたベテラン2人の加入じゃ足りない。野手陣はいま以上に点を取る必要がある。新たな投手陣を補強するにしても、ムスタカスとエスコバーの獲得にマイナーの3投手を放出しただけにタマ不足が心配です」

 投手陣にはいま以上の負担がかかり、野手陣はこれまで以上の奮起が求められる。だとすれば、ただでさえ休みが少ないうえに、投打の二刀流をこなす大谷にかかる負荷はハンパじゃない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状