巨人が甲子園連敗を6で止めるも「内弁慶」はっきり…今季の敵地が“鬼門”だらけのナゼ

公開日: 更新日:

 26日の2戦目は、巨人の救援陣が粘れず、逆転負けを喫した。巨人の原監督が「やっぱり原因はある。四球を出して交代というのは、やっぱり難しい状況になる」と悔しさをにじませれば、阪神の岡田監督は「巨人が小刻みの継投? 大好きやわ。こっちは駒がおる。向こうのブルペン陣はやっぱり良くないから、1点ね、大竹の時でも1点(差)やったらっていうのあった」と後半勝負なら逆転できるとみていたという。

 今季の「鬼門」は聖地に限らない。10連勝でついに首位に立った広島・マツダスタジアムでは1勝5敗。最下位・中日のバンテリンドームナゴヤでも4連敗を食らうなど3勝5敗。ビジターゲームがからっきしで「内弁慶」の傾向が顕著なのだ。

「今年の巨人は救援陣が苦しんだことで、終盤に競り負ける試合が多い印象。接戦になると、先攻より後攻の方が精神的に有利です。先攻チームのリリーフ投手は、サヨナラ負けのプレッシャーを抱えながら登板することになる。巨人がビジターゲームでなかなか勝てないのは、そんな心理的要素も関係しているかもしれません」(前出の高橋氏)

 粘投の戸郷が連敗を止めたものの、そもそも今季の甲子園では戸郷しか勝っていないのだから、これもまた問題である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景