著者のコラム一覧
江上剛作家

1954年生まれ。早大政経学部卒後、第一勧銀へ。築地支店長時代に「非情銀行」で作家デビュー。その後、日本振興銀行の社長、破綻処理を経験。旺盛な執筆活動を続けている。近著に「定年後の壁」(PHP新書)、「小説 ゴルフ人間図鑑」(日刊現代・講談社)がある。

(11)あれは俺が足で入れたんだ

公開日: 更新日:

 安生は、正一の前の組でラウンドしていた。後ろの組にみずなみ銀行の行員がプレーしていることは知っていた。

 安生が、9番ショートホールのプレーを終えた。他のプレーヤーは、すでにプレーを終えて、昼食休憩のためにクラブハウスに向かっていた。

 霞台カンツリーは、自分のプレ… 

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