V逸ソフトバンク「投手王国」も今や昔…機能不全の最大要因を球団OB右腕がズバリ指摘

公開日: 更新日:

「私は以前から指摘していますが、投手王国というのは自前で投手を育て上げてこそ。ソフトバンクは12球団で一番多く投手を補強しているものの、ここ10年、肝心のドラフトで獲得した選手はどうか。人材がいないのではありません。むしろ多くの逸材を獲得しながら、それが現在、戦力になっていない。投手は長いスパンで育成計画を立てなければいけません。今は高校野球のみならず、アマチュア球界全体で球数制限などが叫ばれている時代。大卒や社会人出身だからといって即戦力とは限らず、選手によっては体力づくりも必要になる。育成方針の見直しが必要です」(山内孝徳氏)

 昨オフに80億円の大補強を敢行しながら、V逸が確定したソフトバンク。チームの再建は長い時間がかかりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性