豪州はラグビーW杯1次L敗退危機も…ジョーンズHCが日本代表指揮官返り咲き画策の狙い

公開日: 更新日:

 記事によると、かつてサントリーでコーチを務めたジョーンズ氏は、同社の専務執行役員で日本協会の土田雅人会長とは昵懇の間柄。今回の面談は旧知の土田会長に自ら売り込んで実現したといわれる。強豪国からのオファーが少なくないジョーンズ氏だが、かねて日本代表HC復帰、リーグワン(旧トップリーグ)や大学の指導者就任に意欲を見せていた。

 日本では依然として、自身が指揮を執り、15年イングランド大会で南アフリカから歴史的な勝利に導いた功績が評価され、英国や豪州よりも日本に居を構えた方が、講演会やメディア出演等の副業も期待できる。15年大会を最後に日本代表HCを退任してからも都内のマンションを保有し続けており、夫人が日本人ということもあって日本での活動に支障はない。

 今回の惨敗でケチをつけたが、全てはジョーンズ氏の思惑通りか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし