著者のコラム一覧
永田洋光スポーツライター

出版社勤務を経てフリーになり、1988年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続けて現在に至る。2007年「勝つことのみが善である 宿澤広朗全戦全勝の哲学」(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。近著に近著に「明治大学ラグビー部 勇者の100年」(二見書房)などがある。

ジャパン3戦目の相手サモアの進化 駆け引きを学んで強さに巧妙さが加わった

公開日: 更新日:

 今回のW杯は、プール分けを2020年12月に決めたために、その後ランキングが大きく動いて、偏った組分けとなった。

 プールAには2位ニュージーランドと3位フランスが、Bには1位アイルランドと4位南アフリカ、5位スコットランドが入り、世界ランク1位から5位までのチームがA、B両プールに集まっている。

 一方、プールCには8位オーストラリア、9位フィジー、10位ウェールズ、11位ジョージアと8位から11位までの4チームが集中。ジャパンが属するDには6位イングランド、7位アルゼンチン、12位サモア、14位ジャパンと、その前後を固めるチームが入った(13位のイタリアはプールA=ランキングは8月14日時点)。

 つまり、プールAを除いて、どのプールもランキングが近いチーム同士が壮絶なバトルでベスト8進出を争う構図となったのである。

 ジャパンは9月28日にサモアと対戦するが、イングランド戦の結果にかかわらず必勝を期すゲーム。サモアとは3大会連続の対戦で過去2大会はジャパンが連勝中だが、今回は最も実力が接近し、激しい戦いが予想される。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?