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太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【be there!】「そこにいろ」か「現場に行け」か 文脈によって異なる言葉の意味

公開日: 更新日:

直訳は「そこにいろ」だけど…

 “there”に関しては「be there」という重要なフレーズもある。直訳すると、「そこにいろ」という意味。このフレーズで有名なのは1970~80年代に活躍した伝説的スポーツライター、レッド・スミス氏(1905~82年)。

 同氏は「ベーブルースが死んだ日」を書くなど数多くの作品を残し、76年にピュリツァー賞を受賞。若手記者が「どのようにしたら、良い記事を書くことができるのですか?」と聞いた時、スミス記者は一言、「be there」と答えたという。その意味は、「そこにいろ」ではなく、「現場に行け」だ。

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