ボクシング4団体統一戦発表の井上尚弥 “カネのなるモンスター”はドコモ新サービスの起爆剤

公開日: 更新日:

 スーパーバンタム級のWBC、WBO統一王者の井上尚弥(30)が25日、横浜市内で会見を行い、WBA、IBF2団体統一王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)と12月26日に有明アリーナで4団体統一戦を行うと発表した。

 タパレス陣営は「タパレスはスティーブン・フルトン選手と違って勝ちにやってきます」と意気込み、井上も「見ていただくファンの方にはKO決着をお見せしたい」と応酬した。

 この日、記者が会場に入るや否や、目に飛び込んできたのは、でかでかとモニターに映し出されたNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」のロゴ。7月のフルトン戦に続き、今回の統一戦も「Lemino」上で独占無料生配信される。

 近年はボクシングなどスポーツのビッグイベントが地上波テレビで中継されず、動画配信サービスで放映されるケースが目立つ。22年のサッカーW杯カタール大会は「ABEMA」が全64試合を無料中継して話題を呼んだ。既存のテレビ局が体力を失う一方で、ネットメディア、動画配信サービス会社の間で巨額放映権の争奪戦が繰り広げられているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」