男子体操エース橋本大輝 宿命のライバル張博恒との決戦へカギは「東京で銀」だった団体戦

公開日: 更新日:

橋本大輝(22歳/体操個人総合・種目別鉄棒)

 2023年12月15日、パリ五輪代表に選出され、同競技で決定第1号となった。

 23年10月に行われた世界選手権では、男子団体、個人総合、種目別鉄棒と合わせて3冠を達成。「やっと団体の金メダルが取れた」と笑顔を見せた。

 21年の東京五輪では、個人総合と種目別鉄棒で2冠を達成しながら、団体は銀メダルに終わっていた。

 1988年ソウル、92年バルセロナ五輪の体操で計4つのメダルを獲得した体操界のレジェンド・池谷幸雄氏がこう言う。

「橋本は日本のエースとして、まずは団体での金が目標になる。実は10月の世界選手権で団体2位の中国は、個人総合のエース張博恒が自国開催(杭州)だった9月のアジア大会に派遣されていて、世界選手権には出場していない。中国は平行棒の『神』と呼ばれる鄒敬園ら他の主力もアジア大会に出ていて、東京五輪代表の谷川航らの日本に勝って団体を制しています」

 橋本の強みは何か。大きな重圧をはねのけられるか。池谷氏が続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状