大谷翔平への極端な「年俸後払い」が波紋…カリフォルニア州を巻き込み「規制」へ一直線

公開日: 更新日:

 加えて税の番人から不均衡を是正する訴えを求められたとなれば、MLBも重い腰を上げて大谷のような極端な後払いの規制に動くことになりそうだ。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言う。

ドジャースによる後払いは選手の節税に加えて球団も補強費用の捻出が可能になる。資金力豊富な球団だけにメリットがあり、限られた予算で運営するチームとの戦力格差は増大するでしょう。税の公平性はもちろん、戦力均衡の崩壊を招くことになり、ファン離れを引き起こす可能性もあります。26年に改定される労使協定に後払いの禁止事項が盛り込まれるのではないか」

 大谷のメガディールは労使交渉にも影響しそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩