明大・宗山塁は今秋ドラフトの超目玉!「走攻守」“忖度なし”のガチ評価スカウトに聞いた

公開日: 更新日:

 2024年は「宗山ドラフト」になる──。

 スカウトが異口同音にそう言うのは、今秋のドラフト超目玉候補、明大・宗山塁主将(3年=広陵)のことだ。

 今月6日の明大の始動日には、パ・リーグ全球団と巨人の計7球団10人のスカウトが集結し、今秋の目玉遊撃手に熱視線を送った。この中のスカウトのひとりは「鳥谷以来の逸材」「獲得できた球団は15年ショートは安泰」と絶賛する。

 すでに巨人、日本ハムソフトバンクヤクルト広島が1位候補の最上位にリストアップしている。

「遊撃の守備は今プロに入ってもトップクラス」とパ・リーグ球団のスカウトがこう続ける。

「長所はやっぱり遊撃の守備。フットワーク、グラブさばき、確実性、そして肩の強さ……。すべてがトップクラス。身のこなしからして惚れ惚れしますよ。守備面で注文はありません。プロのショートはスピードがあり過ぎると打球と衝突しちゃう。だから、足の速い選手はセカンドにコンバートされるケースが多い。西武の源田はスピードがある方ですが、元ヤンキースのジーターとか元ヤクルトの宮本、元中日の井端、元阪神の鳥谷、現役では巨人の坂本……。名手といわれたショートはそれほどスピードがない人が多い。宗山の脚力は学生では少し速いレベル。プロでは普通で、そういう点もショート向きといえます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因