巨人・松井秀喜「臨時コーチ」が超精力的なワケ…後輩の阿部監督に責任を背負わす“負い目”

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 巨人の宮崎キャンプで6年ぶりに臨時コーチを務めている松井秀喜氏(49=ヤンキースGM付特別アドバイザー)が精力的に動き回った。

 13日は巨人現役時代のキャンプの“本拠地”で、現在は二軍が使用する「ひむかスタジアム」を訪れ、育成の有望株・中田歩夢(19)やベテランの梶谷隆幸(35)らにアドバイスを送った。

 指導初日の10日には、背番号「55」の後継者・秋広優人(21)に45分間のマンツーマン指導。秋広はその後の紅白戦で2安打を放ち、スポーツメディアはさっそく「ゴジラ効果」と持ち上げた。

 さるチーム関係者がこう言った。

「今回の松井コーチの一番の使命である秋広への指導は、ヤンキースの主砲で201センチの長身のジャッジを例にトップの位置とバットの軌道をアドバイス。200センチの秋広も『トップの位置を低くした。(バットを地面と)平行で出した方がいいと言われたので、ちょっと下げめで平行に出すようにした』とスイングを改造すると、すぐに結果が出たので感謝しているようです」

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