大谷は左打者不利のドジャースタジアムで本塁打の減少必至か【米紙番記者が明かす今季の大胆予想】

公開日: 更新日:

 ベッツ(18年ア・リーグMVP)、フリーマン(20年ナ・リーグMVP)とともに上位を形成するドジャース打線はメジャー最強の呼び声が高い。

「この3人が並ぶ打線は破壊力抜群で、間違いなくメジャー屈指。大量得点も期待できます。ドジャースがプレーオフに行くのは確実だと思いますが、ただ(ポストシーズンの)10月をどう勝ち抜くかを考えると、走塁や守備、特に投手陣に課題があると思います。(ドジャースの過去のポストシーズンは投手が崩れて敗退するケースが多かっただけに)先発、リリーフを含めた投手力が整っていれば、打線が強力だけにプレーオフで勝てるチャンスは十分にあります」

 キャンプ地アリゾナ州でのオープン戦は8試合に出場して22打数11安打の打率.500、2本塁打、9打点。メスを入れた患部の順調な回復ぶりがうかがえる。

「オープン戦での結果はともかく、ドジャースタジアムは左打者がホームランを打ちにくい球場といわれています。エンゼルスでプレーしていた昨季までと比べると、本塁打数が減る可能性もあります。具体的には本塁打38本、打率は変わらず3割前後、走者のいる場面で打席が回る機会が多いはずなので、打点は110くらい期待していいでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発