通訳の範疇を超えた献身サポート喪失が二刀流に及ぼす悪影響

公開日: 更新日:

「大谷は打席を終えるごとにタブレットで自身の打撃を確認しているが、水原通訳がアドバイスするシーンも珍しくなかった。打撃フォームや変化球への対応、相手投手の球種などのチェックは通訳が担っており、大谷に何か聞かれても即答するなど、通訳ではなくまるでアナリストのようだったといいます。エ軍で通訳を介さずにナインとコミュニケーションを図るケースが目立ったが、日本語で話し合える水原氏の存在が言葉が通じないストレスの発散になっていた」

 大谷は来季開幕での投手復帰を目指しており、投打の二刀流としてフル稼働する見込み。

「リアル二刀流で出場した際、投球後に打席が回ることもあり、自打球避けを着用するなど、ベンチで慌ただしい。そのため、水原氏は相手投手に関する情報を全て伝えていた。昨季、リアル二刀流出場時に打率.397、4本塁打、11打点と好調だったの水原氏の的確な助言も大きかった。水原氏に代わるサポート役が機能しなければ、パフォーマンスにも悪影響を及ばすのでないか」とは前出の関係者だ。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所