大谷の「新・代理人枠」狙い大物エージェントが虎視眈々…争奪戦勃発は待ったなし

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(29)の元通訳・水原一平氏が引き起こした前代未聞の賭博醜聞および不正送金問題は、大谷の代理人のネズ・バレロ氏を筆頭とする「チーム大谷」の脆弱な危機管理体制が原因だ。米国内では「大谷がバレロ氏をクビにして、別の代理人と契約するのでは」という見方が出てきている。(【前編】からつづく)

  ◇  ◇  ◇

 そこで、大谷の新たな代理人に浮上しているのが、大手エージェント事務所として知られる「ワッサーマン・グループ」である。

 ケーシー・ワッサーマン氏が代表を務める同事務所は本塁打王3度のカージナルス・アレナド、最優秀救援2度のメッツ・ディアスらの有力選手とクライアント契約。日本人選手ではドジャースの山本由伸、パドレスのダルビッシュ有カブス鈴木誠也、メッツの千賀滉大、16日にDeNAへの復帰が正式に決まった筒香嘉智(前・米ジャイアンツ)らを顧客に抱え、昨年のWBCに日本代表で出場したカージナルスのヌートバーも契約している。MLB以外にも米プロバスケットボールNBAレイカーズ・八村塁も顧客に名を連ねるなど、日本人選手のマネジメントに豊富な実績と経験も持っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  4. 9

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  5. 10

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ