巨人ドラ1西舘勇陽が開幕1カ月で直面…「プロの壁」の壊し方を元広島投手コーチが伝授

公開日: 更新日:

 西舘は力のある直球とカットボール、スライダーのコンビネーションで打ち取っていくタイプ。川端氏が続ける。

「西舘は球威はあるものの、フォークに自信がない点など、どこか新人時代の黒田に似ています。今のところ、左打者に対して逃げていく球種がない。左投手の話になりますが、先ほど言ったように高橋建はシンカーを覚えて飛躍しました。黒田のようにフォームを見直して相手を崩すか、もしくは高橋のように新球を覚えるか。どちらかでしょう。いずれにしろ、自分で考えて乗り越えるしかありません」

 新人は変化を恐れてはいけないのだ。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイで毎年恒例の人気企画「ドラフト家庭の事情」(2023年版)では、巨人から西舘をピックアップ。母・久美子さんは学生時代に柔道で県制覇した実力者で、父・満弥さんはバレーボールとクロスカントリースキーに打ち込むなどしていたスポーツ一家で西舘は育った。

●関連記事【西舘を知る】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変