藤川球児氏が岡田監督に「モノ申した」不穏…阪神球団内でも指揮官への“逆風”強まる

公開日: 更新日:

 交流戦で苦戦を強いられている阪神岡田彰布監督(66)に対し、否定的な声が出始めている。

 10日時点で4勝7敗の11位。前カードは西武に3連勝するも、楽天に3タテを喫した6日には、最大7個あった貯金を全て吐き出し、勝率5割に逆戻り。直近2試合は2ケタ安打をマークしたものの、チーム打率.226、25得点(1試合平均2.27点)の貧打解消は急務だ。

 そんな中、岡田監督が5月中旬に打撃不振と守備、走塁の緩慢プレーを理由に二軍に落とした佐藤輝明(25)の処遇に意見したのが、球団本部付スペシャルアシスタントの藤川球児氏だ。

 7日の西武戦から一軍復帰した佐藤輝が二軍調整中だった6日、楽天戦でテレビ解説を務めた藤川氏は、実況アナ氏に佐藤輝の件を振られ、こうコメントした。

「やっぱ、交流戦というのは選手の相手のデータが入っていない可能性もある。能力を持っている選手は活躍しやすい。同一リーグでは攻略されている選手も、そうではないときに一気に状態が上がる。嫌な攻められ方をしない可能性もある。そういった部分では(復調の)きっかけになっていた可能性もありますよね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし