岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

公開日: 更新日:

 藤本コーチの走塁判断を巡っては、6月18日の日本ハム戦の際にも苦言を呈していた。

 五回1死満塁、代打原口の右邪飛で三塁走者の森下が本塁タッチアップを自重。これに岡田監督は、「簡単やんか、『行け』言うたら終わりやんか。行くか行かんかやんか、走塁なんか。行く勇気がないわけやろ、結局は。コーチも行かす勇気がないんやろ、藤本が止めてるんやろ」と、名指しで叱責した。

 30日は投手コーチにも怒りの矛先が向けられた。5-1で迎えた八回、中継ぎの桐敷、漆原、岩崎を立て続けにマウンドへ送ったものの、この回5点を失い、逆転負けを食らった。

 岡田監督は桐敷の次にセットアッパーのゲラを投入するつもりだったそうだが、ブルペンが準備していたのは漆原だった。

「『ゲラいくぞ』と言ったら『漆原しかやってません』て。信じられへんわ。びっくりしたわ。いつも言ってるやろ、出し惜しみはあかんて。ほんま分からん。ひどいな」

 と、安藤、久保田両コーチをケチョンケチョンである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後