30歳になった大谷翔平に「老い」の自覚…「二刀流断念」どころか「終焉」まで意識

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 実際、大谷は昨年末、NHKの取材で、「ピッチャーとしては2度目の手術なので、おそらくもう一度、同じ症状になったら、配置転換。他のたとえば野手、どこのポジションか分からないけど、そういうふうになる」と話している。次に右肘靱帯を損傷したら投手を断念することになると示唆したのだ。

 ドジャースの入団会見では、「野球選手としていつまでプレーできるかはだれにも分からないですし、勝つことが僕にとっていま、一番大事なことかなと思います」とコメントした。

 大谷が公然と「いつまでプレーできるかわからない」などと野球選手としての〝終焉〟を意識したような発言をしたのはおそらく初めてだ。

 エンゼルス時代の6年間で2度、MVPを獲得、二刀流でフル回転しながら、その間、チームはプレーオフに進めなかったどころか、シーズンを勝ち越した経験すらない。

 大谷はFAでドジャースを選んだ理由について、「彼ら(ウォルター・オーナーやフリードマン編成本部長ら)は『この10年間、ドジャースが経験したことは成功だと思っていない』とおっしゃられていたので、皆、それだけ勝ちたいという気持ちが強いんだなと思います」と言った。11年連続でプレーオフに進出している常勝球団のトップが、現状に満足していないことが球団を選ぶうえで重要なポイントになったというのだ。いつまでプレーできるか分からない自分に、回り道をしている余裕はない。いますぐにでも勝つ確率の高いチームでプレーしたいと考えたのだろう。

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