阿部詩まさかの敗因とは? 響き渡った慟哭…組み際の一瞬の隙、五輪連覇ならず2回戦敗退

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 日本のお家芸に大波乱である。

 パリ五輪柔道女子52キロ級で連覇を狙った阿部詩(24)が2回戦で世界ランキング1位のディヨラ・ケルディヨロワ(26=ウズベキスタン)に谷落としで一本負け。男子66キロ級の兄・一二三との兄妹同日連覇達成はならず、早々と姿を消した。

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 畳から降りると、大号泣。セコンドに付いた平野秀幸コーチ(44)の胸にしがみつき、2分以上も泣き叫ぶ声が会場に響き渡った。余りの悲劇にスタンドから「ウタ、ウタ」のコールと拍手が起こる中、平野コーチに肩を抱かれながら控室に引き上げた。

 過呼吸で満足に言葉を発せられなかった詩。悪夢の敗戦から4時間後に報道陣の前に姿を現し、「普段の試合とは違った緊張感や、絶対に勝ちにいかないといけないっていうプレッシャーに負けてしまった」と話した。

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