巨人・岡本和真 6年分の疲労蓄積で低迷…「メジャー挑戦封印」に現実味

公開日: 更新日:

 巨人岡本和真(28)がこのところ元気がない。

 昨8日の広島戦は4打数1安打。今季ここまで打率.256、17本塁打、リーグトップの57打点をマークしている一方、8月は7試合で打率.154、1本塁打、2打点と、精彩を欠いている。

 その岡本は、早ければ今オフにもポスティングによるメジャー挑戦を目指しているといわれている。昨春のWBCでは侍ジャパンの世界一に貢献。メジャーも獲得調査を進めているが、チーム周辺からは、こんな声が聞こえてきた。

「2018年から6年連続30本塁打以上をマークした昨季までと比べて、明らかに調子を落としている。今季は投高打低が顕著とはいえ、本塁打数はこのままのペースでいくと25本に届かない。6年間、ほぼ全試合に出場したうえ、昨季はWBCでもプレーした。いくらタフな和真とて、疲労の蓄積はあると思う。巨人の4番としての責任感も強いし、今季、納得いく成績を残せなければ、自らメジャー挑戦を封印するかもしれません」

 そもそも巨人の野手で、ポスティングを容認された選手は皆無だ。あの松井秀喜ですら、ヤンキースへ移籍したのは海外FA権を取得した02年オフ。その年の松井は自己最高の50本塁打を放つなど、文句なしの成績を残し、巨人ファンの後押しも得たうえで海を渡った。岡本の決断やいかに。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  2. 2

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

  3. 3

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  4. 4

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  5. 5

    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

  1. 6

    金銭トラブル退団ヤクルト畠山コーチ「若かりし頃の愚行録」…酒浸りでデーゲームに朝帰り、練習サボって風呂

  2. 7

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  3. 8

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”

  4. 9

    ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が

  5. 10

    あるのか西武「デストラーデ監督」…黄金時代の最強助っ人が“復帰”、就任条件もクリア

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都心のマンションで急増する“性感メンズエステ”驚愕の実態「まったく気付かず…」と住民唖然

  2. 2

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  3. 3

    桜井ユキが6年前、松坂桃李と演じた激しい濡れ場…朝ドラ「虎に翼」“涼子様”で人気全国区に

  4. 4

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

  5. 5

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  1. 6

    悠仁さま“親がかり”の「東大推薦」に1万2500人超の反対署名…志望校変更に現実味も

  2. 7

    阪神「常勝軍団」構築は“オカダの考え”がカギ…試合前に捕手に“講義”、名指し公開説教は日常茶飯事

  3. 8

    夏ドラマ唯一の“ロス”は読売テレビ深夜ドラマのみ?「ブラックペアン2」ですら話題にならない深刻

  4. 9

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  5. 10

    桂菊丸&泉アキ夫妻 熱海で「自給自足」スローライフ満喫