大の里が初日の「あんな相撲」から一転、大関昇進まっしぐら 誰にも文句言わせぬ単独5連勝

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 気付けば無敗はただ一人--。

 今場所での大関昇進を狙う大の里(24)は昨12日の5日目、隆の勝を撃破し、初日から5連勝。同じく無敗だった霧島、琴桜、正代に土がつき、勝ちっぱなしは大の里のみとなった。

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 大関昇進の目安は「三役で3場所33勝」。直近の2場所で21勝の大の里は12勝が“ノルマ”で、このまま勝ち続ければ文句なしの昇進だろう。

 ある角界OBは「今場所の相撲は迷いがない」と、こう続ける。

「初日こそ苦戦したものの、2日目からは人が違ったかのように積極果敢な相撲を取っている。大の里はもともと押し相撲と四つ相撲、どちらも取れる力士。組むにせよ押すにせよ、まず右差しが攻撃の起点になっていた。先場所はその右差しをおっつけで封じられ、9勝6敗と苦戦。ところが今場所は右差しにこだわらず、前に前にと攻めている。流れの中で右を差せれば……くらいの感覚ではないか」

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