4年ぶりV奪還!ソフトB最大の功労者は王会長 《老害批判》も補強面で大成功、監督育成にも貢献

公開日: 更新日:

21年オフには鬼軍曹の昇格には「待った」をかけた

「小久保監督就任も、王会長が一役買っている。21年にヘッドコーチとして9年ぶりに古巣復帰させたのも、2人の師弟関係があってこそ。工藤監督が退任した21年オフ、球団内では小久保昇格を推す声があったものの、あえて藤本二軍監督を抜擢した。小久保監督は勉強家だが、現役時代から自分にも他人にも厳しい性分。ベテランになっても練習量はチーム随一で、キャンプでは若手が先に上がれないムードがあった。ホークス復帰後もそのまま鬼軍曹として煙たがられた面もあったのも確かです」

 二軍監督を2年間務めた甲斐もあって、選手に小久保イズムが浸透した。前出の山崎氏が続ける。

「今も厳しいことには変わりがないし、厳しさがなければ勝負の世界で勝てないが、王さんはそれこそ現役時代から侍ジャパンの監督時代も含めて、小久保という男をずっと見てきている。一軍監督就任のタイミングを見越して、ヘッド、二軍監督と経験を積ませることで、選手との接し方などを学ばせたのではないか。いい手順を踏んだと思います」

 小久保監督も昨年末、日刊ゲンダイのインタビューで、「選手に好かれようとは一切思ってません。嫌われるのはまったく平気です。(中略)最初は若手も僕のことを『ガチガチに怖い』とイメージしていたかもしれませんが、(現在は)『案外そうでもないのかな』」と、話していた。

 王会長はそんな“愛弟子”を「本当によく勉強してきた指揮官」と絶賛。山川についても、「ホームランで試合の流れを変える。チームに勢い、勇気をつけてくれた」と褒め称えた。

 ソフトバンクの優勝に王貞治アリだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんなソフトバンクは投手陣にポストシーズンの不安を抱えている。元凶は「フロントのある行為」だという。いったいどういうことなのか。ソフトバンクに何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    「Aぇ!group」草間リチャード敬太は事件から“ほぼ復活” 大阪学院大で学んだ苦労人の前途

  3. 3

    「おい、オマエ、挨拶に来てねえよな!」納会の二次会でラーメンをすする牧田明久にお灸を据えた

  4. 4

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  5. 5

    あのちゃん騒動の“最大の誤算”とは…番組終了より深刻な“サイレントサポーター”の離反

  1. 6

    ミスチル、銀杏BOYZ、T-BOLANの直前ライブ中止〈はやく判断できないのか〉アーティストの決断が遅れる背景とジレンマ

  2. 7

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  3. 8

    「佐々木朗希を殺す気なのか」 ロッテが頭を抱えた泥沼交渉劇の舞台裏

  4. 9

    案の定ナフサは不足…それでも楽観論ふりまく赤沢経産相がついに「報道介入」の異常事態

  5. 10

    嵐が去った後に340万人のファンが向かう先…Snow Man、M!LKに次いで有力“不祥事グループ”「ACEes」に募る不安