流暢な英語が話題!バスケ河村勇輝を支える「通訳いらず」のメンタリティー

公開日: 更新日:

 NBAは日本時間5日、プレシーズン(オープン戦)が開幕。まもなくバスケットボールシーズンが到来する。

 そんな中、グリズリーズと「エグジビット10」(キャンプ招待契約)を結んでいる河村勇輝(23)の取材対応に注目が集まっている。

 初めて背番号17のユニホームを披露した4日のキャンプ最終日、河村は練習中に同僚の大物・モラントを英語で質問攻めにすると、球団公式サイトの米記者からの質問にも、流暢な英語で対応。通訳なしで堂々と受け答えするなど、率先して英語力を駆使したコミュニケーションを図っている。

 いまや、海外チームでプレーするうえで語学力は不可欠なスキルとなりつつある。バスケのような団体競技であればなおさらで、河村も参戦したパリ五輪では、馬場雄大や渡邊雄太がホーバス・ヘッドコーチと英語で会話する場面も見られた。

 サッカーでは欧州リーグに所属する選手が、スペイン語やドイツ語といった各国の主言語を習得するのは当たり前といっていい。パリ五輪やり投げの金メダリストである北口榛花(26)はチェコ、カヌーでリオ五輪銅メダリストの羽根田卓也(37)はスロバキアと、単身で異国の地に乗り込み、競技力、語学力を磨いている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった