ドジャース大敗の大誤算!大谷はマルチ安打も得点にはつながらず…次戦は21日

公開日: 更新日:

 3勝1敗とリーグ優勝に王手をかけていた大谷翔平(30)のドジャースが逆襲にあった。

 日本時間19日、敵地ニューヨークでのメッツとのリーグ優勝決定シリーズ(LCS)第5戦。ワールドシリーズ進出まで、あと1勝と迫りながら、6-12と大敗。対戦成績を3勝2敗とし、2020年以来4年ぶり25度目のナ・リーグ制覇は第6戦以降に持ち越しとなった。

 今季、チームの勝ち頭(13勝7敗)である右腕フラーティを先発マウンドに送ったが、誤算だった。

 フラーティは初回1死一、二塁から主砲アロンソに3ランを浴びて3点の先制を許した。1-3で迎えた三回には、4長短打と2四球で、大量5点を奪われてKО。四回にも2番手右腕ハニーウェルが2点の追加を許す。前日の第4戦で山本由伸(26)ら計4人の投手が得点圏で10打数無安打と封じ込めたメッツ打線に序盤から大きくリードを許した。

 これまで本拠地でドジャースにやられっぱなしだっただけに、序盤での大量得点にスタンドのメッツファンは大喜び。ド軍へのブーイングは回を追うごとにヒートアップする中、打線は2-10と8点を追う五回、2死一、二塁から9番パヘスの3ラン、六回にはベッツのソロで一時は5点差まで追い上げたが、反撃もここまで。八回からマウンドに上がった相手の守護神ディアスに抑え込まれ、逃げ切りを許した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態