巨人がドラフト外れ1位の“隠し玉”に…「九州の大谷二世」の評判と実力

公開日: 更新日:

 二刀流男は打ってもスゴい。前出の編成担当者は「夏の福岡大会の準々決勝で放った高校最後の19号本塁打が衝撃的だった。内角のボール気味の球をバットの先で強引に引っ張って右翼スタンドまで運んだ。しかも試合後には『本塁打を狙っていました』とケロリ。飛ばないバットなのに、ケタ違いのパワーがあって、肝っ玉も太い。巨人の阿部監督は、投打の二刀流にも興味があるそうです」と言う。

 高校生の投手では報徳学園の今朝丸裕喜が「ナンバーワン」といわれるが、巨人はそれ以上の「高校生最上位」に位置付けているという。ただ、「外れ1位の前に、どこかの球団に1巡目で入札されて消える可能性は十分ある。それほどの逸材です」とはパ球団のスカウトである。

  ◇  ◇  ◇

 記事本文中にもある巨人の「本命」で数球団との競合必至な154キロ左腕・金丸はいったいどこがどうすごいのか。流しのブルペン捕手として知られる安倍昌彦氏に、「間違いなく何年に1人の左腕」と言わしめたそのポテンシャルとは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした