ヤクルト村上宗隆、来オフのメジャー挑戦明言…値打ちアップへ「外野」挑戦という選択肢

公開日: 更新日:

 ヤクルトOBで外野手として活躍した飯田哲也氏は、村上の外野手としての可能性についてこう言う。

「村上は足は速いですし、三塁手をやっていますから、外野もこなせる可能性はあります。場数を踏んで慣れるかどうかでしょう。外野守備に慣れることができれば、三塁や一塁を守るよりもむしろ、打撃に集中できるかもしれません」

 かつて、同僚の山田哲人侍ジャパンWBCに出場した際、メジャー関係者は「左翼を守ったら面白い」と話していた。

 FA市場のメンツは年ごとにポジションに偏りがある。外野手が枯渇していれば、外野もできると売り込んだほうが高い評価を得やすい。首脳陣やフロントが選手の特性を見極め、新たな可能性を見いだすケースもある。

 図らずもヤクルトは、楽天からFA宣言した茂木栄五郎内野手の獲得に乗り出している。茂木が加入すれば、三塁に入って村上が外野……という起用の選択肢も広がる。左翼、中堅、右翼と3つのどこを守るかはともかく、村上に外野手としての“オプション”が加われば、さらに値打ちを上げそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動