ライオネス飛鳥×長与千種「クラッシュ・ギャルズ」“還暦”対談 80年代女子プロレスブームの再来を語り尽くす

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「極悪女王」を見てない人は非国民扱い(笑)

飛鳥 当時は年間300試合以上あって、全女が海外進出を許してくれなかったから、知名度も限られていたんだよね。

千種 「ブル中野はWWF(当時/現WWE)に出てたからポピュラーだ。でも、クラッシュ・ギャルズはあまりにも凄すぎる」って、平成、令和と時間がかかったけど、海を渡って“アメージング”って言ってもらえるようになった。

飛鳥 やっと世界に行けたなって感じだね。

千種 そうだね。今になってやっと「クラッシュはハンパなくフェイマスな人たちだった」と伝わって、海外から、「プロレスを教えてもらいたい」って問い合わせが来るんだよ。

飛鳥 ウチの店(銀座で経営する会員制スナック)では「極悪女王」を見てない人は非国民扱い(笑)。さらに、ほぼ10割の人がYouTubeで当時の試合を見返すんだよね。そこで当時のプロレスを感じてくれるっていうのは、客観的にすごいなって思う。復帰してヒールになったライオネス飛鳥の試合も見てくれてるから、「ハンパなく悪い人だね」って言われちゃう(笑)。

千種 悪い人じゃないんだよ! 悪い人を楽しんでたの。

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