佐々木朗希は脆弱ボディー&休み休みでも「いきなり15勝」に現実味…メジャースカウトが大胆予想

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山本由伸はメジャー1年目の昨年、右肩腱板損傷で2カ月強、戦列を離脱。18試合に登板して7勝(2敗)した。ヤンキース時代の田中将大(36=現巨人)は1年目に右肘靱帯損傷でやはり2カ月強離脱。20試合の登板で13勝(5敗)でした。ともにケガで長期間休みましたが、佐々木は大きな故障をする以前に自分でブレーキを踏む。日本にいたとき以上に登板間隔を空け、球数を制限すれば、仮に休みを取りながらでも20試合は投げられるのではないか」

 メジャー球団は佐々木の投球を球種ごとに数値化。中でもメジャー平均を大きく上回っているのが、140キロ台で落差の大きいスプリットとか。160キロ超のストレートも、メジャー平均より上だという。

「日本の打者はコツコツと当ててくるが、メジャーの各打者はすべての球種を強振する。佐々木の高め速球と、低めに大きく落ちるスプリットは日本にいたとき以上に効力を発揮する。しかも、彼は制球がいい。球数を制限しても、それなりのイニングは稼げるはず。打線の良いチームに加入すれば援護も期待できる」(前出のスカウト)

 佐々木にはひ弱なイメージがつきまとうが、打線と起用法次第で1年目からアッと驚くような活躍をするかもしれない。

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