巨人ナインを「総メモ魔化」させるFA加入甲斐拓也"黒革の手帖”発動…早くも若手の心ワシ掴み

公開日: 更新日:

 これが開幕戦のバッテリーか。

 ソフトバンクから国内FA権を行使して巨人入りした甲斐拓也(32)が、宮崎合同自主トレ2日目の昨29日もブルペン入り。

 前日は堀田ら若手3投手の球を受けたが、この日は「受けさせて」と立ったままエース戸郷翔征(24)の球を13球。戸郷とのバッテリーは、2023年3月のWBC以来となった。

 甲斐が「きれいに伸びのある球を投げていたので、めちゃくちゃ座りたくなった」と言えば、開幕投手の可能性が高い戸郷も「もちろん会話もたくさん必要。会話以上にボールを受けてもらうことが一番。『また受けさせて』って話もされました。すごく面白かった」と振り返った。

 甲斐は宮崎自主トレ初日だった前日、若手投手陣から「的が大きく見えた」「包み込んでくれる」「直球が伸びているように見える」など捕球技術を絶賛されたばかり。そんな甲斐は味方投手陣や対戦相手の打者の情報を書き込んだ「甲斐ノート」が有名だ。さるチーム関係者がこう言う。

「若手捕手の山瀬あたりは興味津々で、すでにノートを見せてもらって、あまりの細かさに感激していました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝